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American Shad |
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| 春の味覚 “シャッド” |
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ウイキョウや水仙の花が咲きはじめ、マーケットの店先に美しいアスパラカスが出回るころ、グルメ魚の王様と言われるシャドが産卵のためハドソン河に登ってきます。
春の喜びを告げるロビンがセントラルパークでさえずり始めるころから、はなみずきの花が散る頃までシャッドの旬は続きます。
シャッドはニシンの家族で、サーモンと同じく淡水で育ち、海で5〜6年で成長すると生まれた川に戻ってきます。産卵が終わると生命を終えるサーモンとは違って12年ぐらい生きるといわれています。 ニシンの2〜3倍の大きさで、特に赤い色の卵は美食家たちの賛辞を集める魚です。 ラテン語(Alosa Sopidissima) では最も美味しい魚という意味だそうです。 或る日、針をまとっていることを嘆いていたハリネズミのところに神様が現れ、針を中側にひっくり返し、河に投げ込みました。その生まれ変わりがシャッドだというインディアンの伝説通り、ニシンのような細い骨が1匹に1,500本もあるといわれ、骨をとりフイレにして売られますが、毛髪のように細い骨は肉の中まで入り込んでいます。 |
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マンハッタン、ウエストサイドのハドソン河
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| ハドソン河ばかりでなく、コネチカット河、デラウエア河、ポトマック河など東部の主な川に産卵に戻ります。魚師たちが集まった小屋が今、シャッド美術館になっているところがあります。美術館ばかりでなく、ローカルの経済や商業を活性化するため、又自然環境保護意識促進のため、行政ぐるみで取り組んでいます。シャッドメニューのあるローカルレストランのプロモーション、キャンペーンとして、シャッド釣りコンテスト、シャッド祭りなどが開催されています。 | |||||||||||||||||
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| アメリカ人はシャッドをどのようにして食べるのでしょうか。 |
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コロニアル時代には細い骨が柔らかくなるまで何時間も煮込んだといわれています。
昔からの典型的食べ方は塩を振り、ベーコンでくるみ、硬い板に釘で張り付け、炎の上がらない熱い火に斜めに立てて焼き上げたキャンプファイヤー式食べ方です。数の子より大きい赤い卵は焼いてレモンをかけ、ソレルと茹でたジャガイモを添えて食べます。 背開きにしたフイレに塩、胡椒して焼き、溶かしたバターをかけて食べたのは同じくシャッド好き、グルメのトーマス ジェファソンのメニューです。 ニューヨ ークのフォーシーズン レストランではシャッドフイレをパリッと焼き、その上にソテーしたシャッドの卵をのせ春の野菜をあしらったメニュー。 |
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19世紀に人気のあった“ハドソンの女王“ といわれたシャッドも、大量に獲りすぎて少なくなったこと、PCBのことで手をつけたがらない人たちもいます。現在は河川が保護され、きれいな河に戻ってきています。特にシャッドは産卵まで食べずにまっしぐら上流に上り、汚染の心配はないそうです。
1990年にはハドソン河で380.000ポンド獲れています。 美味探求、幻の食べ物を試食するために旅行する人が多い昨今ですが、アメリカのシャッドを食べていない人が多いようです。 |
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| ▼シャッドフイレ・・・チッタレーラにて。ほとんどのシャッドは骨抜きフイレにして売っています | |||||
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チャイナタウンで売っているシャッドは骨付のまま。1ポンド、1ドルと安い▲
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参考:シャッドについての参考サイト
http://www.nyseafood.org/about/shad.asp
http://www.bio.umass.edu/biology/conn.river/shad.html